アウディA4が納車され数ヶ月が経過しました。
この車に乗り始めてから色々と分かってきたこともあるので、アウディA4の納車後レビューを外装と内装、各機能をオーナー目線から解説します!
アウディA4 納車後レビュー!
まずは外観から見ていきましょう。
正面と斜め前から。
主張が強いフロントマスク。
ボディサイズは全長4755×全幅1840×全高1410。
ホイールベースは2825㎜。
リア正面と斜めから。
リアはシンプルな外観。
サイドから。
個人的にサイドビューはとてもカッコいいと思います。
マトリクスLEDヘッドライト
細かく説明していきます。
まずはヘッドライト。
こちらがオプションのマトリクスLEDヘッドライト。
ライトを点灯していない状態ですが、デイライトなのでポジション部分は常時点灯。
ウインカーは今や見慣れた流れるタイプ。
ウインカーを出すとデイライトの上側が消灯し、ウインカーが流れます。
ロービームを点灯すると左側1灯が点灯。
すぐ真下の立て3本に光ってる部分がフォグランプになり、ヘッドライトと一体化。
フォグランプの照射範囲は横に広くとても明るい。
もちろんLEDのロービームも明るいです。
ただ、フォグランプはエンジンを切ると消えてしまうので、使う時は毎回スイッチを押さなければなりません。
視界が悪い時だけに点灯する感じです。
ハイビーム時は全てが点灯。
ライトのレバーを奥に倒すとハイビームアシストが作動。
作動条件ですが周囲が暗く、速度が60㎞以上くらい出てないと作動しません。
一般道だと私は使う事は少ないです。
ですが、夜の高速道路では大活躍します。
めちゃくちゃ明るくて感動しました(笑)
夜は見えにくい高速道路上の看板なども照らしてくれてとても見やすく、視界が確保されるので運転が楽です。
もちろん対向車には眩しくないように自動で調整してくれます。
これはほんとに良い機能。
アダプティブクルーズコントロール
続いて、普通はフォグランプがある位置にある丸い球体が、アダプティブクルーズコントロールのセンサーに。
エンブレム下にもカメラが付いています。
アダプティブクルーズコントロールはとても便利。
前の車に付いていってくれるので高速道路で使うと効果的。
私はめんどくさい時は8割アクセル踏んでませんでした(笑)
運転疲労軽減にかなりなります。
アウディサイドアシスト
写真を撮り忘れましたが、サイドミラーの下にもカメラがあります。
黒い四角の部分はアウディサイドアシスト。
白い立て線は空力に効果あり。
横から車が近付いて来ると、黒い部分がオレンジ色に光ります。
さらに、降車時にドアを開けようとした時、接近して来る車両がいるとオレンジ色に点滅して警告。
サイドアシストは車線変更時の安全確認に良いです。
外装の詳細 2019年モデルからの変更点
グレードをSラインパッケージにすると、ホイールのデザインがうねりのあるデザインに。
2019年モデルから変更になりました。
ホイールは18インチ。
タイヤサイズは245/40/18インチで、私のA4は、コンチネンタルのスポーツコンタクトが新車装着されてます。
このタイヤはドイツのプレミアムタイヤで、初めて体感しますが、とても乗り心地の良いタイヤだと感じました。
フロントフェンダーにはSラインのエンブレムが付きます。
通常グレードはここに何もないです。
リアコンビネーションランプもウインカーが流れます。
いつかこの流行りも終わるのかな。
そして、 2019年モデルからマフラーのデザインがディフューザータイプに変更されています。
それ以前のモデルは普通の丸型のマフラーだったので、ディフューザータイプになって迫力が少しだけ増した気がします。
最近の車ではここがダミーになっていて、排気が下に抜けるデザインの車もありますが、A4に関してはダミーではないのでこれは良いですね。
フロントも2019年モデル以前と比べ、アダプティブクルーズコントロールセンサーの周辺のデザインが変更されています。
これは初期型モデルからですが、センサー横にはスリットが入り、エアが抜けるようにデザインされているのでこの部分もドアミラー同様、空力に効果があります。
グリルもよく見ないと分かりませんが、横フィンのデザインに窪みが入り、2019年以前と比べると若干変化してるようです。
カ―フィルムは暗すぎず明るすぎず
カーフィルムの濃度は担当営業さんに15%を勧められたのですが、暗すぎず明るすぎず適度にプライバシーを守れます。
昔はフィルムは貼らない派だったのですが、最近は車内のまる見えが嫌になってきていたので今回は貼りました。
貼る方がカッコよく見えますね。
ミラーサイクルエンジン
続いてエンジンルーム。
私のモデルはFFなので、クワトロより出力が抑えられ、燃費効率を上げたミラーサイクルエンジンを採用。現行型から登場した新エンジンです。
馬力190psでトルクも32.6Kg・mあるのでパワー不足は感じません。
細かい所ですが、現行型のA4はエンジンルームのキャッチ部分がグリル側から車体側に変わったので、旧型から現行型に乗り換えられる方は少し開けにくさを感じると思います。
内装のレビュー
ここからは内装です。
運転席と助手席側から見るとこんな感じ。
シートはハーフレザーシート。
こちらもSラインパッケージ専用のシートになります。
シートは電動で、丸いのはランバーサポートの調整。
シートポジション調整部分が旧型ではメッキ加飾がされていたのですが、現行型では加飾が無くなっているので残念なところ。
スカッフプレートもSライン仕様。
この部分は夜ドアを開けると光る演出があります。
運転席のドアからもトランクを開けれます。
言い忘れましたが、リアのトランク下に足を入れて引き抜くと自動でトランクを開けることも出来ます。
これは荷物を両手に持ってる時に便利でよく使っています。
ドアのスイッチ類は押した感じの質感は相変わらず高いですね。
サイドミラー調整部分
丸いダイヤルを右斜め下に回せばミラーヒーターが起動。
サイドミラーが曇ってる時や、雨でサイドミラーに水滴が付いて見えにくい時によく使います。
左斜め下でミラーを格納し、センター位置から左右のダイヤルでミラー調整。
左の調整位置に普段しておけば、後退時に左ミラーを下げて見えやすくします。
私は普段この位置にしています。
シートメモリー調整方法
2019年モデルからシートメモリーが付きましたが、運転席側だけ。
使い方は好きなポジションに合わせてSETボタンを押せば登録できます。
自分のポジションに戻す時は1と2のボタンを長押しすれば元に戻せます。
レクサスなどは長押ししなくても、一度押せば自動で戻るのでこの辺りは好みが分かれそうですね。
細かい部分の詳細
ルームミラーはフレームレスタイプ。
最近はこのデザインが増えて来ました。
ルームランプ系はすべてLED。
アンビエントライトも完備。
アンビエントライトのカラーの変更は、残念ながら設定などでも見つかりませんでした。
オーバーヘッドコンソールの緑に光ってる部分は、緊急時に押すとコールセンターに繋がります。
ピアノブラックになっている部分があり、質感は良いですね。
センターコンソールはスライド可能。
中にはUSB端子が2つとAUX端子が1つ。
ここの収納力は深さがなく、私は携帯と車の鍵を入れてるくらいです。
ここだけ写真がブレてますが、小物入れは運転席の横下に。
奥行きが結構あるので以外と物が入ります。
小物を入れるところに困りましたが、ここは結構使えます。
シフトレバー周辺。
電動パーキングとオートホールド。
パーキングに入れる時は、Pボタンを押すだけで入るので便利。
旧型ではオートホールド時に、足を離すとアイドリングストップが解除されてそこが不便でしたが、現行型は足を離してもアイドリングストップが維持されます。
ドリンクホルダーは光るので、夜飲み物をホルダーに入れる時も見つけやすいです。
アウディUTR
こちらがアウディUTRというドライブレコーダーです。
フロントとリアに設置。
ディスプレイは無く、映像はスマホにインストールしたアプリで確認出来ます。
一度走行中危ないシーンがあったのですが、バッチリ撮れてました。
幸い事故にはならなかったので良かったです。
証拠になるのでいざと言う時に。
グローブボックスの収納力とアウディコネクト
助手席グローブボックスにはETCとCD、DVD挿入口や、SDカードのスロットが2つと、真ん中がアウディコネクトのSIMカード。
SIMカードはSoftBank製の物でした。
それと、グローブボックスを開け閉めした時の質感が
旧型は重く質感が高かったのですが、現行型は開け閉めが軽く安っぽい感じで、この点は個人的には微妙です。
収納力ですが、ここは車検証を入れるとほぼ使えません。
アウディコネクトはナビをネットワークに接続し、オペレーターに繋いで施設検索や予約手配などをしたり、マイアウディアプリをインストールすればスマホから車輌の施錠や解錠など様々なことができます。
私が個人的に気に入っている点は車がWi-Fiスポットになるところですね。
買い替えのひとつの理由でもあります。
バーチャルコックピットとフラットボトムステアリング
運転席からの眺め。
メーター部分はバーチャルコックピットと呼ばれるデジタルメーター。
慣れると使いやすい。
ステアリングはパンチングレザーが採用され、こちらもSライン専用。
2019年モデルからステアリング下部が直線的な、フラットボトムステアリングに変更されています。
バーチャルコックピットの表示切り替えは、ステアリングのビューボタンを押せばメーターを拡大。
この状態で普通のメーターのように見えます。
通常地図とグーグルアースを表示することも可能。
街中に行けば都市にもよりますが、よりリアルな3D画像に切り替わります。
岡山市中心部は対応してました(笑)
ビューボタンの斜め上のボタンで車両情報や、音楽、電話帳などの表示切り替え。
TVはA4だとセンターモニターが付いてる為、バーチャルコックピットでは見れません。
(アウディのTTはセンターモニターがない為、バーチャルコックピットでTVが見れます)。
ということはR8も見れるのかな?
アウディドライブセレクトの設定
Sライングレードには、エアコン操作ダイヤル下の一番左側にアウディドライブセレクトという走行モードを変更できるスイッチがあり、エフィシェンシー、コンフォート、オート、ダイナミック、インディビジュアルと5つの走行モードを選択可能。
ただ、このアウディドライブセレクトのスイッチが運転席側からだと、遠くて押しにくいという問題が乗っていると分かってきます。
本国仕様だと左ハンドルなので問題ないのですが、日本のように右ハンドルに対応して運転席側あれば押しやすいのですが、これはまぁ仕方ありません。
なので、対策としてステアリング右側にあるボタンの*マークにショートカットとして、アウディドライブセレクトを設定すれば、ステアリングボタンで設定を変更できるのでおすすめです!
車両設定からステアリングボタンの設定を選択。
ここでアウディドライブセレクト変更を選べばOK。
ドライブモードを変更することが多い人にはおすすめの設定です。
後席とトランクルーム
後席。
このクラスでは広い方です。
旧型と比べ、レッグスペースは拡大。
チャイルドシートも普通に乗せれます。
ただ、乗り降りは国産セダンの方がしやすい気がします。
後席エアコンは温度調整可能。
ここも質感は良いですね。
オプションのリアシートヒーターが付いていると、温度調整スイッチ横のスペースにリアシートヒーターのスイッチが付きます。
後席アームレストのドリンクホルダーは、少し変わった開き方。
ドリンクホルダーがアームレストの前にあるタイプなので使いやすい。
アームレストを開けば少しだけ小物も入ります。
リアドアは前席同様、シンプルなデザイン。
旧型にはリアドアシルにもスカッフプレートが有りましたが、現行型には有りません。
トランク容量は480Lで後席を倒せば962L。
奥行きがあるのでそこそこ荷物は入ります。
買い物袋などを引っ掛けるフック付き。
私はあまり使いません。
トランク内部左右には小物入れと、荷物を固定するネットも付属。
ここに車検証を入れておくのもアリ。
バッテリーはトランク下に。
まとめ
納車され数ヶ月経ちましたが、現行型には変わらず満足しています。
クワトロからFFになっても走行性能に差は正直感じません。
エンジンのパワー感も車重が軽くなってる分こちらの方があるように感じますし、アウディドライブセレクトでドライブモードをダイナミックに設定すればさらに力強く走れます。
遮音性に関しては、A4は正直そこまで高くないので、良い意味で車内に入ってくる加速時のエンジン音は結構好みです。
そして私のモデルはFFなので、急加速するとたまにリアタイヤが滑りますがそこはFFならではかと思っています。
気になるところとしてはカーブの走行時、クワトロのように踏ん張りがあまり効かない程度ですね。
普通に走ったり、少しスポーティーな走りを楽しむにはこれで十分でしょう。
担当営業さんの言う通り、現行型のFFはかなり良いと言うのは本当です。
そして運転支援システムや安全装備に関しては、アダプティブクルーズコントロールとトラフィックジャムアシストはよく使います。
特にトラフィックジャムアシストは渋滞時に低速で前の車に付いて行ってくれるのでとても助かりますね。
アウディプレセンスはたまに予期せぬところで作動するのでたまにヒヤッとしますが、安全の為に早めに作動してくれたと思えばよいのかと。
以上、アウディA4 納車後レビューでした(^^)
アウディA4のカタログ内容と見積りはこちらの記事で↓
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