今この瞬間も猛威をふるい続ける新型コロナウイルス。
世界各地で未だに感染は拡大しています。
様々な活動が自粛され、景気は停滞。
コロナウイルスがきっかけで再び世界大恐慌が起きるのか?
今回は、過去に起きた世界大恐慌について話していきます。
世界大恐慌とは
経済恐慌の事で、その国で起きた恐慌が他の国にも次々と広がっていく世界的な事象である。
世界で最初の例は、クリミア戦争が終結した際に穀物価格が急落したことで1857年に起きた恐慌。
歴史的には1929年に起きた世界大恐慌のことをいう。
発端はアメリカの経済悪化
1929年の世界大恐慌はアメリカの経済悪化が原因。
ニューヨーク市場で株価が大暴落し、世界的に深刻な長い不況に陥った。
アメリカの景気後退は1933年まで続き、株価9割、国内総生産は3割下落。
また、失業率は25%まで上がり、賃金も大幅に下がる事態に。
1933年から1945年まで在任したフランクリン・ルーズベルト大統領がニューディール政策を掲げて、大恐慌を克服する為に政策を実行する。
ニューディール政策
ニューディール政策とは新規まき直し政策とも言う。
まず、第1期の1933年から1934年では、失業救済活動と公共事業に着手。
農業調整方や全国産業復興法により景気の回復がはかられ、救済と復興が進む。
1935年から1939年の第2期にかけては、社会保障制度が確立。
さらにワグナー法という全国労働関係法が制定。
税制改革、銀行制度の改革が行われる。
1937年の夏にさらなる景気後退が起きると、大規模な財政支出政策が実行され、政府の経済的機能は大幅に拡大。
資本主義経済のあり方に大きな変化が見られた。
大恐慌が再び起きると生活はどうなる?
ネットを見ていると、数年前から大恐慌が近い将来起きると予想している方々が沢山います。
中にはオリンピック前に大恐慌が起きると言っていた方もいましたが、まさに今そうなりつつあるのが怖いところ。
仮にそうなってしまったら私達の生活はどうなってしまうのでしょうか。
2008年のリーマンショックのように失業者があふれるのか。
正直生活がどうなるかなんて誰にも分からないです。
私はリーマンショックの時に派遣切りを経験しましたが、まさに青天の霹靂でした(笑)
ある日急に仕事がなくなるなんて思いもしなかったですから。
派遣切りの体験談はこちらの記事です↓
そういう事態にも備え、会社に依存せず自身で稼げるスキルを身につけておいた方がこれからの時代はより良いでしょうね。
まとめ
新型コロナウイルスがきっかけとなり、世界大恐慌が再び起きるのか。
東京オリンピックは開催されそうですが、仮に中止になった場合は経済的ダメージが大きいでしょう。
中止になることはないと願いたいです。
しかし、コロナウイルスが終息しないかぎり何が起きても不思議ではありません。
コロナウイルスの感染については、世界中でまだ感染が広がっています。
私の住んでいる岡山でも感染者は確認されています。
症状が出ない人もいる厄介なウイルスなので、不要な外出は引き続き控え、マスクは感染拡大防止の為にも必ず着用しましょう。
コロナウイルスによって再び世界大恐慌が起きるのか。
体調管理に気を配りつつ、注視していきましょう。