国産の腕時計といえば、セイコー(Seiko)やシチズン(citizen)、カシオ(Casio)など、様々なブランドがありますが、今回は国産腕時計でも最高級である、グランドセイコー(Grand Seiko)SBGP003の実機レビューと詳細を解説していきます!
グランドセイコー(Grand Seiko)ってどんなブランド?
レビューの前にグランドセイコーとはどんなブランドなのか解説。
グランドセイコー(Grand Seiko)は、セイコーホールディングス株式会社が所有する高級腕時計ブランド。
グランドセイコーのブランドコンセプトは「最高の普通」、「実用時計の最高峰」。
1960年に初代グランドセイコーが、諏訪精工舎(現・セイコーエプソン)で開発。
当時最高級型であった「ロードマーベル」より更に上のモデルとして、国産最高級の機械式腕時計を目指して作られた。
発売の価格は25,000円。
当時の上級国家公務員の初任給が12,000円ほどであったため、破格の高級品であった。
1964年には2代目グランドセイコーが登場。
さらにその2年後、グランドセイコー初の自動巻きも登場する。
時は少し流れ1993年、高級クオーツキャリバー9F系を搭載したグランドセイコーが登場。
1998年になると機械式のグランドセイコーが復活し、新設計の9S系ムーブメントを搭載する。
翌年には世界初のスプリングドライブが登場し、2004年にスプリングドライブ搭載モデル(キャリバー9R65)が登場した。
2017年、グランドセイコーはセイコーから独立。
12時位置にあった「SEIKO」ロゴを「Grand Seiko」に改め、文字盤上の表記を統一し、本格的な海外進出を開始。
スイスなどの高級腕時計勢に対抗するため、ラグジュアリーブランドへの道を歩み出した。
グランドセイコー(Grand Seiko)SBGP003実機レビュー
それではレビューしていきましょう!
グランドセイコーらしい高級感がある箱。
色合いも良いですね。
では、箱をオープンします!
こちらがグランドセイコー(Grand Seiko)SBGP003。
今回は正規店で購入しました。
このモデルはマスターショップ限定モデルで、通常のSBGPシリーズとは細かい部分で仕様が違います。
ムーブメントはグランドセイコーが誇る、年差±10秒という驚異的な精度の9Fクオーツムーブメントを搭載。
価格は税込374,000円。
付属品はこんな感じ。
ギャランティーカードは購入後に郵送されてきます。
グランドセイコーの保証期間は2021年10月以降、従来の3年から5年に変更となりました。
なので、私が購入した時にちょうど5年保証に変更となっていたのはラッキーでした。
2021年10月より前に購入された方は、3年保証のまま。
保証期間が延長されるとかそういうことはありません。
本体を見ていきましょう。
文字盤はブラック。
ブルーと迷いましたが、購入目的の1つとして日常使いしやすくて、何にでも合わせやすいということでこのカラーを選びました。
3針のデイト機能付きで、ケースサイズは40㎜。
ケースの仕上げの質感はとても素晴らしい。
腕時計の厚さは11.1㎜。
クオーツモデルなので、機械式より薄くて使いやすいのも良いです。
裏ぶたには獅子の紋章。
この紋章には、グランドセイコーが最高峰の腕時計目指す意志が込められており、初代グランドセイコーから今なおブランドの証として刻まれています。
ブレスレットはポリッシュとサテンの組み合わせ。
ラグ幅は19㎜。
SBGPシリーズはマスターショップ限定モデルと通常モデルでラグ幅が違うので、革ベルトなどに交換して楽しみたい人はサイズに注意。
通常モデルはラグ幅20㎜となっています。
最後にリストショットはこんな感じ。
手首周り15.5cmの細腕の私でも、腕への収まり具合は良いです。
グランドセイコーのブレスレットは、付け心地がとても優秀。
過去に所有していたブレスレットタイプの腕時計の中でも一番かもしれません。
まとめ
ということで今回は、グランドセイコー(Grand Seiko)SBGP003の実機レビューと詳細でした。
グランドセイコーには機械式、スプリングドライブ、クオーツと3つのムーブメントがありますが、クオーツモデルを私自身が持ったことがなかったことに加え、やはり日本人ならグランドセイコーというブランドを1本は持っておきたいという理由で購入しました。
プライベートや仕事、冠婚葬祭にも使いやすく、嫌みがないところも気に入っています。
機械式のように使わなかったら止まるということがないので、すぐに出かけたい時などにもサッと付けていけるところも良いところ。
これから長い付き合いになる1本となりそうです。
その他の腕時計の記事はこちら↓