パラブーツ定番の革靴といえば、紐靴であるシャンボード。
そんなイメージを持っている人もいると思います。
しかし、ローファーも素晴らしいんです。
今回はそんなパラブーツの中から、パラブーツ(para boot)のローファー コロー(CORAUX)のレビューとサイズ感、履き心地を解説していきます!
パラブーツってどんなブランド?
まずはパラブーツとはどんなブランドなのか、簡単に解説。
パラブーツ(Para boot)は1908年に創業したフランスのブランド。
創業者のレミー・リシャール・ポンヴェールにより小さな靴工房からスタート。
アルピニスト専用の登山靴の制作から始まり、ブラジルのパラ港から出荷される天然ラテックスを輸入して、ラバーソールの自社生産とダウンシューズの生産も始める。
ブランド名である、パラブーツはブラジルのパラ港が由来。
1945年、チロリアンシューズである「ミカエル」が大ヒット。
その後、アウトドア靴もヒットして、世界的にも名前が知られるように。
パラブーツの多くのモデルに使用されている「フランスの宝石」と呼ばれるリスレザーは、多量のオイルを含ませているカーフであり、通常の皮革よりも撥水性に優れ、劣化しにくい優れもの。
長く使用すれば独特の風合いが楽しめる。
定番モデルとして「シャンボード」の他に、「ミカエル」、「アヴォリアーズ」、「ウィリアム」、「アヴィニョン」、「ランス」など多数のモデルをラインアップ。
フランスでは「大人になったらパラブーツを履け」というほど、文化として根付いている。
パラブーツのローファー コロー
それではレビューしていきましょう!
こちらがパラブーツのローファー コロー。
カラーはダークブラウン。
コローという名前は可愛いですが、見た目はカッコいいです。
Amazonで購入。
価格は税込29,700円。
革はとても柔らかく、シボ革になっています。
ステッチの入り方もキレイですね。
サイドから見てもカッコいい。
パラブーツの緑のラベルがアクセント。
後ろから。
ここもステッチがあって良い。
コローのソールはMARINEラバーソール。
フランス海軍に公式採用されているほどで滑りにくいです。
履き口はこんな感じ。
履き口が広めで履きやすい。
コローのサイズ感
サイズ感については、下の写真の指で押さえてる部分をワイズ(足囲)といいますが、ここが若干広めのような気がします。
ただ、ブランドによって様々なので気にするほどでもないです。
こちらのローファーと比べると違いが分かると思います。
どちらにもインソールを入れています。
ちなみに私が購入したコローのサイズは24.5センチ。
右の黒はコールハーンのローファーなのですが、こちらは少しワイズが細めに作られています。
こちらのサイズは25センチ。
履き比べるとワイズが細いほうが脱げにくいです。
コローにインソールを入れるとこんな感じ。
クラブヴィンテージのインソールです。
サイズ調整にはこれがおすすめ。
コールハーンのローファーの記事はこちら↓
ローファーなのでサイズ感はジャストサイズを購入するか、少し大きい場合、インソールや、つま先の詰め物、かかとの滑り止めなどでも調整可能です。
履いていれば革も伸びてくるので最初はキツくても馴染んできます。
私の場合足が小さく、24.5センチを選んでインソールを使っても少し脱げやすかったので、下の写真のようにかかとにもパッドを付けています。
ブランドによっては最初から付いてるのもあります。
(コールハーンのローファーには付いていました)
履き心地
パラブーツ独自のラバーソールは、硬すぎず柔らかすぎない履き心地。
スニーカーと革靴の中間くらいの感じですね。
長時間履いていても疲れににくいし、革が最初から柔らかくて履きやすいのが良いところ。
ただ、ソールの裏面に小石などが挟まりやすいので、定期的に取り除いた方がキレイなソールを保てます。
まとめ
以上になりますが、いかがだったでしょうか?
今回購入したのはパラブーツの代表モデルではありませんが、 私のようにパラブーツを初めて購入するには、価格的に入りやすいと思います。
ネットで購入する場合、いきなり定番モデルや上位モデルのローファーを購入して失敗するよりは、一度どんなものなのかしっかり調べて購入することをおすすめします。
特にローファーの場合サイズ感が命なので、店舗などで購入できる人は試着して購入すれば間違いないです。
パラブーツの上位モデルのローファーを購入し、サイズ感を失敗して買い直したという記事もありましたので。
フランスの靴ブランド、パラブーツ。
大人のローファーとしておすすめです!