今回はいつものようなレビュー記事ではなくて、私自身に起きた体験記を記事にしました。
タイトルにもあるようにガングリオンという病気になってしまい、その摘出手術のため2泊3日の入院となり、現在入院初日のベッドからこの文面を書いています。
私のように足の甲にできたガングリオンを摘出手術となった場合、どんな風になって痛みはどうか?日常生活や仕事復帰はどれくらいになるのかなど、誰かの参考になれば幸いです。
足の甲にできたガングリオン
そもそもガングリオンとは何か簡単に説明すると、良性の腫瘤です。
主に女性にできやすく、手首周辺や体のあらゆる場所にできる可能性があるそうです。
で、私ができた部位は足の甲!
写真はこちら!
足の甲にポコッとした部分があるのがガングリオンです。
横から。
大きさとしてはピンポン玉くらい。
これがいつできたかと言うと、ほぼ1年前。
最初は革靴などを履いたときに何か左足の甲だけ痛いなーくらいで、靴が合ってないだけかなと思っていました。
しかし、ある日何気なく足の甲を見ると…。
何か出っ張ってない?
と気付いたので押して見るととても硬く、これは骨が出っ張ってんのかと思いました。
特に痛みがなかったのでそのまま半年ほど放置。
ですが最近になって本業の仕事中、足の甲に痛みがするようになり、整形外科を受診したところガングリオンと診断。
当初は痛み止めの薬と湿布、そしてレーザー治療などをしていましたが、時間がかかるのと効果があるように思えなく、何より痛くなってきたので早く取ってほしいと思い、地元でもガングリオンの手術で有名な別の整形外科で摘出手術を行うことになりました。
入院初日
入院初日は朝の10時に病院に到着し、そのまま入院の書類を書いたり、病棟の説明。
昼食後は夕方まで特にすることがないので、今この記事を書いています。
18時に夕食。
20時から明日の手術に備えて浣腸をして便をすべて出し、21時以降は食べるの禁止、24時以降は水分も禁止。
そして就寝。
大部屋か個室か
部屋は2泊3日なら個室じゃなくても、大部屋でもいいかと思ったのですが個室の方が良かったかな…。
個室だと費用は病院にもよりますが、1日7,000円くらいするので、費用を少しでも安くしたい人は大部屋でも良いと思います。
大部屋とは複数の人と同じ部屋で入院生活を共にする部屋のことです。
私が入る大部屋は私を含め4人入院中。
ベッドは窓際の一番奥。
入室と同時に同じ部屋のおじさん二人と軽く挨拶。
大部屋でもカーテンがあるのでプライバシーは守られます。
ただ、声とか物音などは筒抜けなので、1人で静かに療養したい人はお金かかっても個室がいいと思います。
私は2日の入院ですが、最初に挨拶した2人のおじさんは物音もあまりなく静かで周りに気を使っているのが分かりました。
もう1人の入院患者さんは、後に部屋に帰ってきて私の正面だったのでどんな人なのか気になっていましたが、物音や、独り言など入院期間が長いためか自分だけの部屋のように使う人なので、ちょっと困りましたね(笑)
それと大部屋の場合は、テレビやスマホで動画を見る場合は必ずイヤホンが必要なので持っていきましょう。
Wi-Fi環境
入院生活をする上で、スマホやパソコンを使うならWi-Fiは必須。
私の入院している病院は病室でWi-Fiが使えないため、病院内のWi-Fiが使える場所まで移動しなければ使えませんでした。
なので、入院する際はWi-Fi環境はどうなのか病院に聞いておいた方が良いでしょう。
そうすればポケットWi-Fiなどを持っていけばいいですしね。
ただ、それも持ち込み可能なのか病院に確認はしておきましょう。
私は後で妻に怒られると思いますが、病室でWi-Fiなしで動画とか見ちゃってます(笑)
通信料は一応気にしてるつもり。
入院2日目
摘出手術当日
今日はついにガングリオン摘出手術当日。
点滴を打ちながら看護師さんに案内され、歩いて手術室へ。
手術は9時開始で手術時間は1時間30分ほど。
全身麻酔か、下半身麻酔か選択できたのですが、全身麻酔は一度経験があるため今回は下半身麻酔を選択。
他の人のブログで下半身の感覚がなくなると書いていましたが、ほんとその通りですね(笑)
(麻酔だから当たり前)
下半身麻酔は体を丸めた状態で腰に打ちます。
これがちょっと痛かったくらいでした。
手術中は感覚がないので、意識はあったのですがほぼ寝てました。
摘出手術後
摘出手術が終わると病室に運ばれて、点滴、血圧、心電図を計りながらしばらくは安静。
足はこんな感じで包帯グルグル巻き。
まだ麻酔が効いてるのでなんの痛みも無し。
キツかったのが下半身麻酔だったので、排尿できるまで時間かかったこと。
左足の感覚は戻ってきたものの、陰部や臀部の感覚が戻るのが一番遅くて苦労しました。
入院3日目
退院
入院3日目は朝食を食べて退院の準備。
先生が来てグルグル巻きだった包帯を取ってもらい、患部を消毒。
合計7針縫った患部は腫れて痛々しい見た目でした。
そのまま包帯は巻かずに防水用のパッドを貼って終了。
歩けるかどうか不安の中、自力でなんとか松葉杖なしでも歩けることに成功。
左足はまだかなり腫れているので、普通の靴は手術した足の甲に当たると痛くてとても履けない状態でした。
靴下も圧迫感がないものじゃないと履けません。
サンダルを持参していましたが、たまたま足の甲に当りにくいサンダルだったので履くことができました。
もし、足の甲を手術する場合などは、足の甲が高いタイプのサンダルを持参して行くと良いですね。
その足で看護師さんに案内されながら朝の9時に退院。
妻と娘が車で迎えに来てくれていたので、そのまま帰宅。
手術後~抜糸
手術後は3回ほど患部の消毒に通い、手術から10日後には抜糸。
午前中に病院に行き、抜糸をしてもらいました。
抜糸は痛いのだろうかと心配していましたが、若干チクッとしたくらいで、すぐに終わって安心です。
その後は自宅でケアして下さいということで、通院は終了。
日常生活
日常生活では足の甲のガングリオンということで、手術から1週間くらいは普通の靴が痛みで履けないので苦労しました。
抜糸まではお風呂もシャワーのみで、患部が濡れないようにビニール袋とタオルを足に巻いて毎回入るのが少し面倒でしたね。
ただ、歩くことはできるので日常生活がすごく困るということはないです。
仕事復帰
仕事復帰に関しては、私の場合2週間のお休みを頂きました。
足の甲にできたガングリオンだったので、歩くことが多かったり、重いものを持ったりする仕事の人などは無理をすると傷口が開く可能性が高いので、抜糸までは休んだ方が良いと思います。
まとめ
ということで、今回は私自身に起きた体験記でした。
今まで手術というものをしたことがなかった私ですが、良い経験になったと思います。
ガングリオンは手術をしても再発の可能性が2~3割ほどあるようなので、このまま再発しないことを祈りたいですね。
その後の経過としては、現在手術から1ヵ月以上経って無理をするとたまに傷口が少し痛いくらいです。
正直言うと若干傷口が開いちゃったんですが、まぁ大丈夫です(笑)
今でも傷口は自分で消毒して防水パッドを貼りケアしてます。
傷口をキレイに治したい場合、術後のセルフケアが大事なようなので、もう少し続けてキレイに治したいですね。
以上、足の甲にできたガングリオンの摘出手術体験記でした!
ガングリオンの手術で迷っている人は、私の体験記を1つの参考にしてもらえれば嬉しいです。